2011年8月1日月曜日

総括と展望

                         
不可能にも思えるこの課題を、文総裁の願いと、「絶対に出来る」という確信をもとに、如何にして研究開発するべきかを考えてきた。ここに、この2年間の考察を伝えたいと思う。

「装置がなぜ必要なのか」
まず、何の為に霊界通信装置を開発するのかという目的を明確にするべきだと思う。従来のこの分野における科学技術は、この観点を明確にしないで研究開発が進められた結果、今日の混乱が生まれたものと考えている。
では、霊界通信装置は何の為に必要なのか。私は「神様の為」と答えたい。「神様が必要とされている。」この観点が大切だと考えている。なぜ、神様が必要とされるのか。それは、神様は文総裁ご夫妻を万民に証する事を願っておられるからであり、死の世界で苦しむ人類に霊界を正しく教え、その生き方を正すためであると考えている。その為にこそ、この霊界通信装置を必要とされているのではないかと思う。

「研究の方法」
もし、以上の仮定が正しいなら、この中に研究開発する方法のヒントがあると考えている。正しい目的の中に正しい研究の方法があるというのが今まで考えた結論である。この結論が正しいならば、霊界通信装置を研究している団体や個人が世界に多数存在したとしても、それらは全て虚しいものだと言える。故に、我々統一の食口が研究しなければならない。

「研究の環境」
そして、研究する環境も大切である。期待する結果が期待する効果を生むためには環境が大切である。この霊界通信装置の研究は、我がグループの中で鮮文大学をおいて外に研究できる環境はないのではないかと思う。文総裁は「鮮文大学につなげば世界の大学につながる。」と語られている。

「現代科学の最先端課題」
霊界の存在と神様の存在が「科学的」に証明されなければならないということは、現代科学の最先端的課題である。科学者の多くは、「神」という言葉に抵抗を感じながらも、「この宇宙を外から眺めている観測者」「宇宙の原理のもとになったもの」があるのではないかと気付いている。このように「創造の神」を理解できても、「人格神」に関して理解できないのが彼らの限界である。

「光と霊界研究」
霊界通信装置の開発において、最も中心的な課題は「光」ではないかと思う。今日の科学は光速が有限だということが全ての理論の前提になっている。この事によって、時間と空間に超えることの出来ない壁があることが証明されている。従って、もし、霊界と地上界との接点を見出すとすれば、この光のもつ「不思議」に挑戦することから始めるべきではないかと思う。

「霊界と地上界の共同研究」
最初に述べた研究の目的に関して再考すれば、霊界通信装置の開発の最も大きな特徴は、「神様が必要とされている」ことだと書いた。それが正しいなら、この事実から研究のための新しい方法が生まれなければならないという事はすでに述べた通りである。具体的に言えば、我々は地上と霊界が「共同」して研究することが出来るという事である。ここに、今までになかった新しい方法が生まれるべきだと思う。
イエス様が地上で活躍していた時代には「奇跡」という言葉で表現されていたことを現代の我々は、神様と霊界と地上が協力して実現することが可能だと思う。霊界と地上の共同研究という点が、今日までの科学の方法論と大きく違う点である。
さらに、一つ加えるならば、霊界の研究や霊界通信装置開発にとって、人間が持っている五感の能力の開発は重要な研究課題だということである。この考えの根拠は、人間は堕落しなければ、本来霊界を感知できる能力を備えていたのではないかという仮説から来るものである。もし、この仮説が正しいなら、上記の霊界と地上の共同研究において、人間の持っている五感の能力を高めることは地上の重要な責任ではないかと思う。そして、この人間の五感を高めることの出来る装置こそ、霊界通信装置の重要な要素ではないかと思う。

「これまでの歩み」
以上の考えに基づいて、1999年8月から1号機を開発し、10月1日から実験を開始した。まだ成果の出ない状態だったが、1999年11月8日、子女の日に文総裁ご夫妻に見ていただいた。その後、2000年4月25日に、御父母様より忠和研究所という名前をいただき、40日間祈祷を9次にわたって360日間行ってきた。(2002/2/21に大母様に清平での実験許可を頂いた。)そして、2002年9月9日には忠和研究所として研究、実験できる場所を設立して今日に至っている。
1号機から3号機までは、音響効果を使った装置であった。1号機はホワイトノイズを応用したものであり、2号機、3号機は超音波を使ったものだった。どちらも、霊界からの音に対する反応を期待したものだったが効果はなかった。さらに感度を上げて実験することも必要かも知れないが、4号機からは光の効果を中心に実験を進める計画である。(検討中)

「成功後の展望」
最後に、「神様が必要としておられる」この研究の成果に対して何が期待できるかを述べて見たいと思う。 
科学者達は人格神の存在を知ることになるだろう。人類は歴史が神様の復帰歴史であったことに気付き、地上の人生の真の意味を見出し、生き方に大きな変革をもたらすだろう。全ての宗教が統一され、宗教と科学が統一されるだろう。そして、文総裁ご夫妻が万民に迎えられるに違いない。
以上が研究開発の趣旨に関しての簡単な報告と致します。

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